藤ほの香Blog 星叶-ほのか-な願い

産経新聞「朝の詩」などに投稿しています。

いのち―産経新聞「朝の詩」


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産経新聞の朝の詩に一番最初に掲載していただいた詩です。

100歳の詩人・柴田トヨさんに憧れて投稿をはじめて数ヶ月。

とにかく全国紙に載りたいという思いが強く、当初投稿していた季節の詩から一転、このような攻めた内容の詩を書きました。

自分でも問題作だと思います。

 

誤解を受けそうですが、

「人間も動物なんだから結婚して子どもをつくるべき」

という直球のメッセージでは、実はありません。

10代なりの皮肉のつもりでした。

本来なら結婚制度にかかわらず仲間同士・好き同士で協力して行うはずの家族運営が、なきものになっている社会に対しての皮肉です。

 

異性・同性にかかわらず、本来なら好き同士であればそれだけで良いはずの「結婚」が、難易度を増しすぎていると私は感じます。

 

世間体、経済面、動物にはない諸々の懸念……何故こんなに悩まなければならないかといったら、人間が考える存在だから。

そんな哲学的なところに、最終的には行き着いてしまいます。

情報の氾濫にも、差別やヘイトにも、すべてに言えることですが。

 

もちろん考え続けた方が人生・ライフは豊かになります。

けれど子孫が途絶えたらその豊かさを享受する者もいなくなる訳です。

豊かになればなるほど種としての生存が難しくなっていくなんて。

どうしようもない矛盾と自然の摂理を感じます。 

 

進化しすぎた動物の悲哀。他の星で人間のように進化しようとしている種族がいたら、ぜひ反面教師にしていただきたいです。

 

***

いのち

 

結婚なんてしない

子どももいらない

暮らしが苦しくなるし

何の得もないもの

そう言うあなたの背後

鈴虫が必死に鳴いてる

 

虫たちは雌を求めて

必死に鳴き

草花も子孫を残すため

死に花粉を飛ばす

人はそれを疎むばかり

 

私はいつも疑問に思う

人は自然の中に生きる

一動物ではなかったの

***

 

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