一人百首プロジェクト⑤
眺めればとても小さく愛おしい星屑ほどの人の営み

夜、帰宅する際に見えるマンションや家々の灯り。
私はそこに住む人の顔も、名前も、顔も、声も、人生の一部すらも知らない。
善人かもしれないし、悪人かもしれない。
それなのに、苦しくなるほど愛おしく感じるのは何故なんだろう。
身近な人には、「幸せになってほしくない」なんて簡単に思ってしまう私なのに。
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※一人百首とは
百人一首の逆。すなわち、1人で100の短歌を詠んでいくプロジェクトです。
一日ひとつ、短歌を載せていきます。
一人百首プロジェクト④
親子だね話したい言葉たちが積もって氷になっては溶けて

親子ゆえに分かり合えることもあれば、親子ゆえに言い出すことすらできないこともある。
言えないことばかりが氷のように積もりに積もり、なかなか溶けず、距離ができることも。
けれど、きっかけさえあれば溶かすことができるかもしれない。
どんなに年月が経っていても。
そんな希望が持てるのもまた、親子という関係だからこそだと思います。
自分に似ているからこそ許せないところがあれば、尊敬できるところも、憎めないところもある。
そんなものなのでしょうか。
今日のような穏やかな夜には、ふと両親の顔が見たくなるのでした。
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※一人百首とは
百人一首の逆。すなわち、1人で100の短歌を詠んでいくプロジェクトです。
一首ずつ、短歌を載せていきます。
一人百首プロジェクト③
あげパンの砂糖つもった盆の上好きな子の名を書いては消した

先日、仕事の昼休みに昼食を買いに行って、揚げパンを見つけました。
小学生の頃一番好きだった給食。
食べながら手と口の周りが砂糖まみれになって、少し恥ずかしかったのを覚えています。
忙しい大人を小学生だったあの日に戻してくれる魔法の食べ物。
厳しい上司にも、満員電車の疲れたサラリーマンたちにも、
好きな子の名前を繰り返し書いては消すような
砂糖みたいに甘くて切ない時期があったのでしょうか。
なんて考えて、ほっこり切なくなった昼休みでした。
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※一人百首とは
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一首ずつ、短歌を載せていきます。
一人百首プロジェクト①
ホームラン涙にも似た汗水はレモンの香りまだ青き君

「甘酸っぱい」なんて青春を形容することがあるけれど、自分の青春を思い返すと、
楽しいこと、悲しいこと、成功、失敗、
全てがレモンのように酸っぱかった。
そんな記憶があります。
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※一人百首とは
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